シーリングライト、ダウンライトなど直接照明はもうやめて!おしゃれな家を作るにはこの照明を多く取り入れた方が良い

部屋の印象を変える照明の選択

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おしゃれな部屋作りには、照明選びが重要です。日本の家庭ではシーリングライトが照明の主流ですが、おしゃれインテリアの定番である北欧インテリアではシーリングライトだけでなく、様々な照明を家に取り入れています。柔らかな光で部屋に温もりをもたらす間接照明の使い方がインテリアの鍵となるのです。シーリングライトだけではなく、間接照明を上手に取り入れることで、より洗練された空間を実現できます。今回の記事では間接照明の活用術について解説します。

 

1. 照明の種類:直接照明と間接照明とは

照明は大きく分けて直接照明と間接照明があります。それぞれの特徴について説明します。

  • 直接照明

直接照明は、その名の通り、光が直接的に対象物や空間を照らす照明方法です。このタイプの照明は、光源からの光が直接に部屋の物体や床、壁に当たります。これにより、対象物がはっきりと明るく照らされ、強いコントラストが生まれ、明瞭な視認性を提供します。

ceilinglight

一般的に、シーリングライトやダウンライト、スポットライトなどが直接照明に分類されます。これらの照明器具は、特定の場所や物を強調するために使われることが多く、仕事や読書など特定の作業を行う場所での使用に適しています。

しかし、直接照明は強い光と影を作り出すため、場合によっては眩しさや疲れ目を引き起こすこともあります。なのでヨーロッパではこのような照明は病院や公共施設に設置される照明と認識されています。

  • 間接照明

間接照明は、光源から直接対象物や空間を照らすのではなく、壁や天井などに光を反射させて間接的に照らす照明方法です。光源は直接視界に入らず、反射によって拡散された柔らかな光が空間全体に広がります。その結果、光と影のコントラストが和らぎ、目に優しい環境が作り出されます。

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間接照明は、部屋全体を均一に明るくすることができ、リラックスした雰囲気を作り出すのに適しています。スタンドライトや壁掛け照明、間接的に光を放つダウンライトなどが代表例です。

この照明方法は、居心地の良い空間を作りたいリビングルームや寝室、リラクゼーションスペースに特に適しており、くつろぎや落ち着きを求める場所で好まれます。また、間接照明は視覚的な快適さだけでなく、デザインの面でも空間に加えることで、洗練された印象を与えることができます。目に負担をかけず、かつスタイリッシュな空間を演出するために用いられる、非常に効果的な照明手法です。

 

2. 間接照明を取り入れる際のポイント

間接照明を取り入れて家のインテリアをおしゃれにするためのコツは、以下のポイントに注意して行うと良いでしょう。lamp

  • 適切な光源の選択
間接照明には様々な種類があります。スタンドライト、壁掛け照明、フロアライト、テープライトなどがあります。それぞれの部屋の用途や大きさ、インテリアのスタイルに合わせて選ぶことが大切です。
  • 複数の光源を組み合わせ、光の層を作る
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    照明を一つの光源に頼るのではなく、複数の光源を組み合わせて使用します。例えば、リビングではスタンドライトを使いつつ、本棚やテレビ台などにもう一つのスタンドライトを置いたり、壁に柔らかい壁掛け照明を配置するなど、光の層を作り出すことで、部屋全体が均一に、かつ柔らかく照らされます。
    • 反射を利用する
    lamp壁や天井に光が反射するように照明を設置します。これにより、光が部屋全体に広がり、より自然で柔らかな照明効果を得ることができます。
    • 色温度と明るさの調整
    yellowlamp間接照明の色温度(暖色系か寒色系か)や明るさを部屋の雰囲気や用途に合わせて選びます。寝室にはより暖かみのある光を、作業スペースには明るくクリアな光を選ぶなど、場所に合わせた調整が重要です。
    • インテリアとの調和
    yellowlamp02照明器具自体もインテリアの一部です。部屋の装飾や家具と調和するデザインのものを選び、インテリア全体のバランスを考えることが大切です。

       

      3. 間接照明の種類と設置場所

      間接照明にはさまざまなタイプがあります。間接照明の種類と適した設置場所について解説します。

      • フロアスタンドライト
      床に置くタイプで、部屋のコーナーやソファの横などに配置します。通常、高さがあり、部屋全体を照らすのに適しています。一番明るい光源になりますので部屋のフォーカルポイントにもなります。
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        • テーブルスタンドライト
        テーブルやデスクの上に置く小型のスタンドライトです。読書灯や作業灯として使われることが多く、空間のアクセントとしても活用されます。部屋に温もりを与えるポイントになりますので少なくとも1つは備えましょう。
        • アームタイプ(可動式)スタンドライト:
        アームやヘッドが可動するタイプで、光の方向を自由に変えることができます。作業用の照明として特に便利です。仕事や勉強する空間に設置しましょう。
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        • ムード照明
        雰囲気作りに特化したスタンドライトで、光の色や強さを調整できるものも多いです。リビングやベッドルームでリラックスしたい時に適しています。
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        • テープ式ライト
        テープ状になっている照明器具で、天井、壁、棚、床、什器など、場所を選ばず自由に配置でまきます。
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          これらの間接照明は、それぞれ異なる機能とデザインを持ち、使用する空間や目的に応じて選ぶことができます。選択時には、部屋のサイズ、光の必要性、そしてスタイルに合わせたデザインを考慮することが重要です。

          まとめ

          間接照明を上手に取り入れることで、お部屋は一層おしゃれで心地よい空間に変わります。目に優しい光を提供する間接照明は、家をおしゃれに作るための最適な選択です。新しい照明を取り入れて、お部屋の雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか。間接照明の持つ魔法で、日常の空間がより特別なものになるでしょう。記事のユニークなデザインの照明が気になる方はこちらも訪れてみてください。

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