【賃貸OK】6畳・1Kの部屋が広くおしゃれになる韓国インテリア術
「インスタで見る韓国の素敵なお部屋に憧れるけど、私の部屋は6畳だし、賃貸だから…」
「仕事で疲れて帰る家だからこそ、自分だけのおしゃれで癒やされる空間にしたいな…」
そんな風に思ったことはありませんか?
実は、日本のコンパクトな賃貸住宅でも、いくつかのポイントを押さえるだけで、憧れの韓国インテリアは実現可能です。むしろ、白やベージュを基調とし、抜け感を大切にする韓国インテリアは、狭いお部屋を広く、明るく見せるのに最適なスタイルなんです。
この記事では、6畳・1K・8畳といった限られた空間を、まるで韓国カフェのようにおしゃれで心地よい空間に変える、超具体的なテクニックを徹底解説します。
まずはこれだけ!韓国インテリアで部屋を広く見せる3つの黄金ルール
お部屋の広さに関わらず、まず押さえておきたい基本のルールをご紹介。「余白」「抜け感」「統一感」がキーワードです。
ルール1:視線を操る「ロースタイル家具」で圧迫感をなくす
狭い部屋で圧迫感を感じる一番の原因は、家具の高さ。背の高い家具は、知らず知らずのうちに視線を遮り、部屋を狭く見せてしまいます。
解決策は、ベッドやテーブル、ソファを「ロースタイル(背の低いもの)」で統一すること。目線がすっと奥まで抜けることで、壁の余白が生まれ、驚くほど部屋が広く感じられます。体感で2畳は広くなったように感じることも!
さらに上級者を目指すなら、ソファやテーブルは脚付きのデザインを選ぶのがおすすめ。床がチラリと見えるだけで「抜け感」が生まれ、軽やかな印象になりますよ。
ルール2:色の魔法で空間を広げる「70:25:5の法則」
ごちゃごちゃして見える原因は、部屋の中の「色の多さ」かもしれません。韓国インテリアがおしゃれに見える秘訣は、色数を3色以内に絞り、絶妙なバランスで配色している点にあります。
誰でも簡単におしゃれな配色が作れる黄金比が「ベースカラー70%:メインカラー25%:アクセントカラー5%」です。
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ベースカラー(70%):壁・床・天井
お部屋の大部分を占める基本の色。空間を広く見せる白、アイボリー、生成りなどの膨張色が鉄板です。 -
メインカラー(25%):ソファ・カーテン・ラグ
お部屋の主役、テーマとなる色。ベージュや淡いグレー、ウッド系のブラウンなど、ベースカラーに馴染む優しい色を選びましょう。 -
アクセントカラー(5%):クッション・小物・アート
空間を引き締めるスパイス役。くすみピンクやセージグリーン、ゴールドなど、自分の「好き」を詰め込んで。季節ごとに変えるのも楽しいですよ。
ルール3:光と奥行きを生む「ミラー」と「間接照明」
「ここに窓があったらな…」と感じる場所に、大きな姿見を置いてみてください。窓からの光やお気に入りのコーナーが映り込み、まるで部屋が続いているかのような奥行きが生まれます。特に、ウェーブミラーやビーンミラー(豆形の鏡)は、置くだけで一気に韓国っぽさが出るのでおすすめです。
夜のムード作りには間接照明が欠かせません。天井のシーリングライトだけでなく、フロアランプやテーブルランプで壁や天井を照らすと、光と影のコントラストが生まれて部屋が立体的に。柔らかな光は、一日の疲れを癒やすリラックス効果も抜群です。
【賃貸の壁を越えろ】原状回復OK!な壁と床の作り方
「でも、壁に穴は開けられないし、床の色も気に入らない…」そんな賃貸ならではの悩みを解決するアイテムとテクニックを、注意点と合わせてプロが解説します。
壁編:貼って剥がせる壁紙とアートで「余白」をおしゃれに飾る
お部屋の印象をガラッと変えたいなら、壁紙を変えるのが一番の近道。今は「貼って剥がせる」タイプの壁紙がたくさんあり、賃貸でも安心して使えます。
【失敗しないコツ】
- シールタイプは初心者でも簡単。
- 貼る前には必ず壁のホコリや油分を拭き取る。
- スキージー(ヘラ)で空気を抜きながらゆっくり貼るのが綺麗に仕上げるポイント。
全面貼るのが大変…という方は、ベッドの頭側やデスク周りなど、一面だけアクセントウォールにするのも◎。
【掲載商品】 あえて全部貼らないのがお洒落。SOMIBEYAのポスターで壁にリズムと個性を。
壁に「余白」を残すのが韓国インテリアの基本。そんな余白をセンス良く飾ってくれるのが、シンプルなアートポスターです。SOMIBEYAのポスターは、淡いトーンで描かれたデザインが多く、どんなお部屋にも自然に溶け込みながら、あなたの個性をそっとプラスしてくれます。穴が目立たないピンを使えば、賃貸でも安心です。
床編:クッションフロアで理想の空間にアップデート
備え付けの床が暗い色だと、それだけでお部屋が重たい印象に…。そんな時は、上から敷くだけの「クッションフロア」が救世主です。
人気のヘリンボーン柄や、淡いグレージュのウッド調、韓国カフェのようなモルタル調などデザインも豊富。DIY初心者でもカッターで簡単にサイズ調整できます。
【賃貸で使う時の注意点】
- 湿気がこもりやすいので、定期的に換気する。
- 家具の重みで跡がつきやすいので、脚の下に保護パッドを敷く。
- 直接両面テープで貼るのはNG!床にマスキングテープを貼った上から両面テープで固定すれば、退去時も綺麗に剥がせます。
【6畳・8畳】具体的なレイアウトシミュレーション
基本を押さえたら、次はお部屋の広さ別に具体的な家具の配置を見ていきましょう。生活動線を確保しつつ、おしゃれに見せるコツを解説します。
6畳・1K:ベッドとソファ、どっちも置きたいを叶えるレイアウト
6畳の限られた空間では、「家具は壁際に、背の低いもので」が鉄則。視線が抜ける中央の床面積をできるだけ広く保つことで、開放感が生まれます。
ベッドは思い切ってデイベッドやソファベッドにするのも一つの手。日中はソファとして使えるので、友達を呼んでおうちカフェも楽しめます。引き出し付きの収納ベッドを選べば、ごちゃつきがちな洋服や小物をスッキリ隠せて一石二鳥です。
8畳:ゾーニングでメリハリのある「見せる空間」を作る。
8畳あれば、少しゆとりを持ったレイアウトが可能に。ここで意識したいのが「ゾーニング(空間分け)」です。
例えば、お気に入りのラグを敷いて「くつろぎゾーン」、ベッド周りを「睡眠ゾーン」というように、家具の配置やアイテムで緩やかに空間を仕切るのです。そうすることで、生活にメリハリが生まれ、お部屋全体がより機能的で洗練された印象になります。オープンシェルフや観葉植物で仕切るのも素敵ですよ。
【タイプ別】あなたの理想を叶えるスタイリング術
韓国インテリアと一言でいっても、スタイルは様々。あなたの理想に合わせて、アイテム選びのコツをご紹介します。
ユイさんにおすすめ:「おうちカフェ」が映えるトレンド重視スタイル
InstagramやTikTokで見るような、トレンド感満載のお部屋を作りたいあなたへ。
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プチプラが最強の味方!
3COINSやNATURAL KITCHEN、100円ショップには、可愛い食器やカトラリー、ラタントレイなどお宝がたくさん。チェック柄のテーブルクロスを敷いて、お気に入りのスイーツを並べれば、そこはもうあなただけの特等席です。 -
これさえあれば即韓国っぽ!神アイテム3選
「ウェーブミラー」「チューリップの造花」「ファブリックポスター」は、一瞬で部屋を韓国っぽくしてくれる魔法のアイテム。友達に「この部屋おしゃれ!」って褒められること間違いなし。 -
「推し活ディスプレイ」も韓国風に
ワイヤーネットに、推しのカードやアクリルスタンドをクリップで飾れば、見せる収納を兼ねたオリジナルコーナーが完成!
ミサキさんにおすすめ:「丁寧な暮らし」を育む癒やしスタイル
忙しい毎日を駆け抜けて、やっと一人になれる週末。そんな自分だけの時間を大切にしたいあなたへ。
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主役は「素材感」
窓から入る光で透け感が美しいリネンのカーテン、思わず触れたくなる、温かみのあるウッドの家具、ナチュラルなラタンの小物入れ。自然素材のアイテムは、目にも心にも優しく、落ち着いた空間を演出してくれます。 -
大人の「くすみカラー」
アイボリーやベージュを基調とした部屋に、ダスティピンクやセージグリーン、グレージュといった「くすみカラー」のクッションやブランケットをプラス。甘すぎず、洗練された大人の癒やし空間が生まれます。 -
長く愛せるものを選ぶ
価格だけでなく、デザインの背景や質にもこだわって、一つ一つお気に入りを集めていく。そんな「丁寧な暮らし」に寄り添う、シンプルで飽きのこないアイテム選びを楽しみましょう。
【これで完璧!】生活感を隠して一気に上級者に見せる最後の仕上げ
素敵な家具を揃えても、どこか垢抜けない…。その原因は「生活感」かもしれません。暮らしやすさとおしゃれを両立させる、最後のひと工夫。
「隠す」と「見せる」のメリハリを意識する
カラフルなパッケージの洗剤や、絡まった充電コード。そんな生活感の出るものは、「隠す収納」が正解。ラタンバスケットや、可愛いデザインのブック型収納ボックスにポイポイ入れるだけで、お部屋はスッキリ。
逆にお気に入りの香水瓶や、洋書、パッケージがおしゃれなハンドクリームは、トレーの上に並べて「見せる収納」に。お店のディスプレイのように飾れば、立派なインテリアの一部になります。
ディスプレイは「三角形」を意識すると失敗しない
棚の上やサイドテーブルに小物を飾る時、ただ並べるだけでは雑多に見えがち。そんな時は「三角形の構図」を意識してみてください。
やり方は簡単。「高さの違うアイテムを3つ、頂点が三角形になるように置く」だけ。例えば、背の高いフラワーベース、中くらいのキャンドル、背の低いアクセサリートレイ。これだけで、プロがスタイリングしたような、バランスの取れたこなれ感が生まれます。
【掲載商品】ディテールにこそセンスが宿る
生活感の代表格、ティッシュ箱をおしゃれなオブジェに変身させるWTCのティッシュカバー
最後の仕上げは、つい気を抜きがちな小物から。生活感の象徴とも言えるティッシュ箱は、カバーをかけるだけで見違えます。
WTC(WELCOMETOCCC)のティッシュカバーは、「カーテンコール」から着想を得たという、美しいプリーツとリボンが特徴。シルクのような上品な光沢があり、無機質になりがちなお部屋に、柔らかなアクセントと上質感をプラスしてくれます。生活感を隠すだけでなく、空間を彩るオブジェとして、お部屋をワンランクアップさせてくれるはずです。
狭いから、賃貸だからと諦める必要は全くありません。
韓国インテリアの基本は、「ロースタイル」「明るい配色」「抜け感」を意識した「引き算」のコーディネートです。
今回ご紹介したテクニックは、どれもすぐに試せる簡単なものばかり。まずは、クッションカバーをくすみカラーに変えてみる、小さなミラーを置いてみる、そんなワクワクする一歩から始めてみませんか?
この記事を参考に、あなたが心から「好き」と思える、自分だけの癒やしの空間を作ってみてくださいね。
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